災害時の備え
おはようございます、愛媛県西条市で新築一戸建てを手掛ける工務店「ケーズスタイルホーム」のスタッフMです。
正月におこった能登半島地震から1か月経ちましたね。。。まだまだ避難生活を余儀なくされている方が多いと聞きます。
おうちも住めるような状態でない方も多くいらっしゃるみたいで、心よりお見舞い申し上げます。
で、ちょうどNEWSで災害時の持ち出し品について特集されていたので、私なりにもまとめてみました!
災害時に備えた準備は、
「1次持ち出し品」と「2次持ち出し品」に分けて準備しておくのがベストです。
■「1次持ち出し品」
とは避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えです。
主に最初の1~2日間をしのぐためのものです。
非常持ち出し袋にいれておき、
非常時に持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。
ちなみに女性が一人で持ち出せるバッグの重さは10キログラムまでと言われています。
お子様は小さいとバックは持てないので、10キログラムのバック×2個に収まるように準備しておくといいと思います。
(バッグはリュックサックの形が適しています)
大人2人+子供2人 × 1日分 として、以下をご参考に中身を準備するといいです。
<食料・飲料>
・飲料水(500ml×10本~12本)
・非常食(乾パンやレトルト、ゼリー状の食品など3箱程度)
<停電時用>
・懐中電灯(予備電池含め2個)
・ろうそく(2本+マッチ・ライター×2つ)
・携帯ラジオ(手巻き充電式が望ましい)
<医薬品>
・救急セット(常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂、
ばんそうこう、ハサミ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、
持病のある方はそのための薬(薬品名のメモも))
(救急ボックスなどのセットで売っているものが便利です)
<生活・衛生用品>
・レジャーシート(1人あたり1畳分程度)
・タオル(4枚~、多めがよい
・ポリ袋(大きめを10枚程度)
・トイレットペーパー
(1ロール、水に溶けるため、ティッシュより使いやすい)
・ウエットティッシュ(2個~)
・簡易食器セット(家族分)
<貴重品>
・現金(硬貨も)
・身分証明書、保険証、住民票のコピー
・預貯金通帳、印鑑
・権利書、各種カードなど
<避難・救助用品>
・笛、コンパス、ナイフ、ロープ(7m以上)
・シャベル、バール、ノコギリ、
ハンマー等の工具(小型のアウトドアグッズが持ち運びに便利)
また、
■「2次持ち出し品」とは、
最初の避難の後に再度自宅から避難所へ持ち出し、3~4日間の避難生活を送るためのものです。
「1次持ち出し品」に加え、+αの飲料や食料、衣料品、生活用品を準備しておくと良いです。
生活用品は、卓上コンロ+ガスボンベをはじめ、アウトドアやキャンプを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。
赤ちゃんがいる場合は、上記にプラスして赤ちゃん用品(ミルクや抱っこ紐等)も必要になりますね。
私たちの家づくりでは、当然「災害に強い家・安全を確保しやすい間取り」といったことにもこだわっていますが、こういった避難をするときに
「持ち出し品(特に1次持ち出し品)」を常々どこに確保しておくか、といったところにまで気を払い、お客様と一緒に間取りを考えています。
例えば、「非常用持ち出し袋」自体は、玄関、リビング、寝室など、すぐ持ち出せるところに保管しましょう。
さらに、備蓄用の食材は、キッチンの一角にまとめて収納しておきます。
ただ自宅が倒壊したり家具が倒れたりしても、どれかは確実に取り出せるように、
玄関、寝室、リビング、キッチン、押入れ、クローゼット、車庫、車内、物置、ベランダなどへ分けて置く、分散保管も意識しておくのもいいと思います。
とにかく、たまに起こる大災害を教訓に、その際に我が家の防災グッズを見直すのもいいと思います。ぜひ!
さて、2024年も随時個別相談会実施中です。お気軽にお問い合わせください。