地震に強いお家づくりとは?
おはようございます!愛媛県西条市にありますケーズスタイルホームのスタッフYです。我々は新築一戸建てを手掛ける工務店です。
さて先日、愛媛県内が震源地となる地震がありました。
最大震度4の地震はさすがに恐かったですね。((((;゚Д゚))))
そこで今回は、これから新築をお考えの方のために地震に強いお家づくりについてお話していきます。
●ポイントその①「土地選び」
どれだけ地震に強いお家を建てても、元である地盤が弱ければ意味がありませんよね。
ですので事前に地盤の強さを調べることが重要となります。
気を付けておくべきこととして、液状化現象や土砂災害などがあります。
液状化の発生しやすいところは、海岸沿いの浚渫土を使った埋め立て地や旧河道、砂丘の縁、沼や湿地を埋め立てて盛土した宅地造成地などです。
土砂災害に関しても、山が近くにないから大丈夫かと言うとそうではありません。
過去にそのような事象が起こっていないか、地盤の改良が行われている場所ではないかなど、地盤の高低差などと併せて確認しておくことが大切です。
●ポイントその②「耐震等級」
以前のブログにてお話しさせていただきました耐震等級についてです。
https://www.ks-style-home.com/diaryblog/2023/05/post-28.html
もちろん、より高いランクの耐震等級を検討することが重要と言えます。
●ポイントその③「免震」
地盤と建物の間に免震装置を設置するなどし、建物と地盤を切り離した構造のことです。
地震によるエネルギーを建物がなるべく受けない(免れる)ようにすることで、地震自体を建物へ伝えないものです。
しかし免震構造で設計する場合には、特別なシステムを基礎工事の段階から取り入れなければならず、コストが高くなります。
台風や津波には耐えることができない、地下室がつくれないなどデメリットもあります。
●ポイントその④「制震」
建物の中に組み込まれた装置に地震の揺れを吸収させることで、地震時の建物にかかる振動をできるだけ低減させることを目指します。
設置している家具や家電の転倒を防ぐというメリットがあり、免震住宅と比べるとコストも抑えることができます。
このように地震に強いお家づくりについてお話していきましたが、上記のように建物などの強化をするだけではなく、日頃から「いざという時の備え」をしておくことが大事です。
建築中から考えておける項目としては、大型家具を造り付にする・備蓄品スペースを設けるなど細かいところまで想定したお家づくりをどうぞ一緒に考えていきませんか?