住宅ローン金利はどうなる?低金利時代が終焉する?

おはようございます!愛媛県西条市で新築戸建てを手掛ける工務店「ケーズスタイルホーム」のスタッフMです。

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さてさて、家を建てる時に気になるのが「住宅ローン」についてですよね。
日本でも先月金利が引き上げられましたよね。

今後住宅ローンの金利はどうなっていくのか?
私なりに予想・解説してみます。(あくまでも個人の意見ですのであしからず・・・)

日本を除く先進国では金利は高いです。
2022年1月時点のアメリカ、欧州、イギリス、オーストラリアの政策金利はほぼ0%近辺でしたが、2024年3月時点では、下記の表のとおり状況は様変わりしています。

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(マネックス証券様の各国政策金利表参照)


先月日銀が利上げに踏み切ったので、日本の住宅ローンの金利は今後長期的には、上昇していくことになると思います。
そうなると、住宅ローンの新規の借り入れが減少していく可能性があり、その結果として住宅市場が冷え込むことも予想されます。
また、変動金利タイプの住宅ローンの金利が上昇した場合、既に住宅ローンを変動金利で借りている方の毎月の返済額が増加し家計を圧迫する可能性もあります。
このように、日銀の金融政策や金利の見通しは、これから住宅ローンを組む方、既に住宅ローン組んでいる方(変動金利で借りている場合)のどちらにとっても重要な関心事となります。


〇まず銀行の住宅ローン金利の決まり方について

住宅ローンの金利には大きく分けて、変動金利と固定金利があります。
一般的に、変動金利は日銀の政策金利の影響を受ける「短期金利」を元に決められるそうです。
一方、固定金利は10年物国債の金利に代表される「長期金利」などを元に決められます。

まず、銀行は短期金利または長期金利を参考にしながら、様々な金利タイプの基準金利を決めます。
そして、多くの銀行では、基準金利から「引き下げ幅」を差し引くことで、実際に利用者が借りるときの住宅ローンの金利である「借入金利」が決まる仕組みになっています。


〇今後の金利はどうなるのか予想(あくまでの個人の予想です(;'∀'))

・固定金利
 こちらが住宅ローン【フラット35】の金利の推移です。
 https://www.flat35.com/files/400359529.pdf
  (フラット35のWEBサイトより)
  
 やはり段々上がってきてますよね。当然と言えば当然ですが・・・
 日本の長期金利が上昇基調なので、それと連動している住宅ローンの固定金利は上がる傾向にあると私は思います。
 ただ急に利上げが続く、といったことはないと思いますので、長い期間かけて少しずつ上がっていくのではないかと思います。
 
・変動金利
 一般的に変動金利の基準金利は「短プラ(短期プライムレート)」がベースとなっているそうです。
 
 変動金利というと、常に金利が増減しているイメージを持っている方が多いと思いますが、実は10年以上金利は変わっていません。
 むしろ、固定金利の方が細かな増減を繰り返して推移しています。
 実は変動金利は、ここ数年過去最低レベルの金利です。
 金融機関同士の競争によって変動金利が低金利でお得に借入できるんです。
 店頭金利は2%台でも、1%未満の金利で借入をできる金融機関がほとんどです。

 ただし、今後短期金利が上がっていくと、金融機関は適用金利の引き下げ幅を縮小していくかもしれません。
 一般的には、変動金利は引き下げ幅が借入期間中ずっと一定です。つまり、引き下げ幅が大きいうちに借りるのが一番お得ということです。
 変動金利が上昇する可能性があるからこそ、住宅ローンを組むなら実は早い方がいいって思います。
 

以上、私は日銀の総裁でもないですし、勝手な予想ですがちょっと解説してみました。

当社は、個別相談会で住宅ローンのアドバイス等も行っております。
ぜひお気軽に 個別相談会 にお越しください。

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