2025年!すべての住宅の省エネ基準への適合が義務となります

愛媛県西条市を中心に新築戸建てを手掛ける「ケーズスタイルホーム」のスタッフMです。
GW皆様はいかがお過ごしでしたか?後半は天気も良く行楽を楽しんだ方も多いのではないでしょうか?

さて、昨今光熱費がどんどん上がってしまって、「省エネ住宅」や「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」という言葉の重さがますます増してますよね。
2022年6月に「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律などの一部を改正する法律」が公布されました。
これにより「建築物省エネ法」が改正され、わたしたちのお家づくりや暮らしも省エネ基準への適合が義務付けられることとなります。これについて少し解説していきたいと思います。

省エネ基準①.jpg

「建築物省エネ法」とは?
建築物省エネ法とは、建建築物のエネルギー消費量が増えている状況を鑑み、建築物のエネルギー消費性能の向上を目的として作られた法律です。 法律は大きく分けて「規制措置」と「誘導措置」から構成されています。 

で、2025年以降住宅を建てる時、どうすればいい?

2025年度以降は全ての新築住宅に等級4以上が義務化されるため、2022年3月まで最高等級だった等級4は実質、最低等級になり、それ未満の住宅は建築することができなくなります。
さらに、2030年には省エネ基準の水準が引き上げられ、断熱等級5が最低等級になる予定です。
つまり、2025年以降は省エネ性能の厳しい基準値をクリアした高性能なお家だけが建築できるようになるということです。

国土交通省さんが、基準について、インターネットで図を含めてわかりやすく解説してくれています。
こちら → https://www.mlit.go.jp/shoene-jutaku/
(わかりやすい図を転載させてもらいます)
省エネ基準図.png

上記を見てもわかるように、さらに2030年度以降は、新築される住宅・建築物についてZEH基準レベルの省エネルギー性能の確保を目指すわけです。

ZEH基準レベル=太陽光発電による電力創出・省エネルギー設備の導入・断熱性能の向上により、消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅ということになります。
省エネ基準②.jpg

これからは、新築時の最初の価格だけを重視した「建築コストを抑える」家づくりではなく、省エネ性能を向上し、家を建ててからの「生涯コストを抑える」家づくりが重視される時代になってきそうですね。

つまり噛み砕いて言うと、

▲住宅の性能を上げる為に断熱材や建材の見直しが必要となり、必然的に建築価格が上がることになります。

◎省エネ性能が上がる事は、家の快適性に直結します。
断熱性能が上がり、省エネになる=光熱費が抑えられる
省エネ性能が上がるということは、環境だけでなく家庭の経済的にも大きなメリットはありますね。

当社は、新築時の省エネ基準はもちろん、各種補助金や資金計画のご相談も承っています!
住宅の省エネ・省CO2化に向けた補助制度は、経済産業省 国土交通省 環境省の3省から発表されています。
個別相談の際使える補助制度の情報提供もさせていただきますね。

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