新築住宅での害虫対策とは?
梅雨入りしてこれから雨が降る期間が増えていくのかと思うとどんよりしているスタッフYです。
我々は愛媛県東予地区で新築一戸建てを手掛けるハウスメーカー「ケーズスタイルホーム」です。
今年はカメムシが例年の80倍の発生率となっているそうで、毎日洗濯物についていないか必死で確認していますが、どうにかならないのかなと思っている今日この頃です。
「新築なら、害虫はでないですよね」と思っているお客様が多いのですが、新築のとてもキレイな住宅でも害虫が発生してしまうことは正直あります!
つまり...どんなに掃除を徹底しても、きれい好きな方のおうちにも害虫はいつやってくるか分からないのです。
そこで、本日は新築を考えた時に実施すべき害虫対策を一緒に見ていきましょう!
◆虫の少ない土地の選定をする
新築において土地選びはとても重要です。一つ目のポイントは、低地や以前に川だった場所を避けることです。
湿度が高くジメジメしやすいので、湿気を好む虫が繁殖しやすくなります。
二つ目のポイントとして、空き家が隣にある土地は害虫・害獣がマイホームに侵入してくるリスクが高まるのでできる限り避けるようにしましょう。
土地選びの際には、自然だけでなく近隣の建物についてもチェックすることが大切です。
◆虫のつきにくい外構にする
ガーデニングに特にこだわりがない、庭は必要ないという方には、コンクリート敷をおすすめしています。
土や雑草が生えなくなるため、虫を避けられるだけでなく庭の手入れも簡単となるからです。
その他、虫が嫌うハーブなどは害虫対策としても効果的ですので、植栽の際には検討してみてはどうでしょうか?
◆湿気の貯まりやすい場所をつくらない
上記でお伝えした通り、ジメジメと湿気が多い場所には虫が発生しやすいため、内壁や断熱材を吸湿性の高い素材を使用することも検討してみましょう。
また、換気システムの導入や虫の侵入経路になる隙間をできるだけなくすように工夫するのも一つの対策となります。
クローゼットやシューズボックスは湿気が溜まりやすいので、除湿剤を活用するなどの対策もおすすめです。
◆ごみ捨てを徹底
建築中に出た木くずや余った木材などを放置していると、害虫が発生する原因となりかねません。
いつか使うかもとつい貰いがちですが、使う予定がないのであれば貰わずに処分してもらうようにしましょう。
また、引っ越し時に大量にある段ボールや新聞紙と言った紙ゴミも注意が必要です。紙ゴミは、保温性が高く湿度も適度にあるため害虫の住処になります。
◆シロアリ対策をしておく
木造住宅で気を付けなければならないのがシロアリ被害です。シロアリに住宅の基礎部分をやられてしまうと大きな被害が出てしまう可能性もあります。
新築の際には、シロアリの嫌うヒノキやヒバを使う、土台の木材や床下には薬剤やシートで防蟻処理を施すなど対策を行いましょう。
◆照明をLEDにする
虫は、紫外線を発する光に集まりやすい性質を持っているため、明るい街灯や照明器具などには虫が集まってきやすい傾向にあります。
照明を白熱電灯からLEDに変えると、虫が寄り付きにくい状態を作り出すことができるので検討してみてはいかがでしょうか?
今回は、新築時に実施すべき害虫対策について紹介してきました。
害虫が繁殖してしまうと場合によっては家の寿命が短くなってしまったり、家族の健康被害になってしまう場合もあるので対策はとても重要と考えます。
今回お話したことを参考に何か不安があれば我々にご相談いただき、一緒に快適なマイホームプランを考えませんか?
随時、個別相談会も行っております。