仏壇、神棚はどうする?

愛媛県西条市を中心に新築戸建てを手掛ける「ケーズスタイルホーム」のスタッフMです。
お盆はいかがお過ごしでしたか?
さて、お盆でに気にすることは、先祖の方々、故人の方々のことです。

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みなさんの家では、仏壇もしくは神棚がありますか?
私の家(20年前に新築)では仏壇も神棚もあります。当時同居していた自分の父が、設計時に担当者さんに「仏壇、神棚を祀る場所がいる」と申し出て、そのような空間を設計段階で作りました。

今の若い世代の方々はこの仏壇や神棚に対してあまり意識を持たないことが多いようです。
家を建てる、建て替える、リフォームリノベーションする際に、この仏壇どうする?神棚どこに付ける?どんなものにする?
ということが結構問題になってきます。

もし新築をされるなら家を建てる前にしっかりとこの仏壇、神棚問題は解決しておいた方がいいです!

かつての家では仏間(仏像や位牌を安置する部屋のこと)があり、そこに仏壇をまつるのが一般的でしたが、現代では家の間取りや暮らし方も変わってきたため、
和室そのものがなくなり、仏間や仏壇もない家も増えています。

ある仏具店さんのホームページを拝見すると、仏壇には大きく分けて3種類のものがあるようです。
今ゆる黒い従来の「伝統型」、
洋室にも調和しやすい「家具調タイプ」、
近年誕生した「新しいタイプ」の仏壇だそうです。

私の家では、この「伝統型」の仏壇が和室に置かれています。
うちの場合は先祖代々から使っている仏壇なので結構大きくてゴツイデザインで、場所も取るため、古い家ではよく見ますが、最近の新築の家ではめっきり見かけないタイプです。

うちのことはさておいて、どんなタイプの仏壇にしろ置く場所を検討しなければなりませんよね。
大体の場合、以下の3パターンが考えられると思います。

(1)(仏壇をそのまま引き継ぐ場合)あらかじめ間取りを考慮し、折れ戸のクローゼットではなく、仏壇がすっぽり収まるようなスペースをつくっておく。
 
(2)仰々しい大きな仏壇はやめて、サイドボードの上に置いたり、壁に掛けるような小さな仏壇に変える・もしくは新たに購入手する場合、置く部屋と置く位置や乗せるテーブルを考える。
この場合は、家が立った後でも検討できますね。
 
(3)いっそのこと仏壇をやめるという選択肢もあると思います。
お寺によって違うと思いますが、仏壇を供養して引き取ってくれるところもあるようです。閉眼供養(魂抜き)とかお炊き上げなどの儀式が必要らしいので、お墓のある菩提寺などに相談してみるといいと思います。

ですので(1)の場合には、設計時点でぜひご要望を教えてください。

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あと神棚についてです。

神棚を配置する場所ですが、南や南東、東などの日当たりのいい場所に設置するのがいいそうです。
神棚を置いてはいけない場所としては、ドアの付近、人がよく通る場所、仏壇の向い合せになる場所、ここには設置しないように心がけましょう。

ですので、神棚を置かれる場合は、確実に設計段階でお知らせください。

土地や家の方角も考慮しつつ、間取りも考えつつ、ベストなご提案をさせていただきます。

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一般的に今まで我々が施工したお家では、設置する場所も和室が比較的多いように見受けられます。しかし、リビングやダイニングに設置する方もいましたね。
ご先祖様や故人を敬う場所として大切な意味をもつ仏と神棚。
現代のライフスタイルに合わせて、またこれから建てる新しい家に合わせて、
自分たちに合うものを選んで取り入れていきましょう!

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個別相談会ではこのようなお話も色々させていただいております。
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