いまさら聞けない太陽光発電のメリット・デメリット

急に寒くなってきましたよね、思わず暖房のスイッチを入れてしまったスタッフMです。
我々は愛媛県西条市を中心に新築一戸建てを手掛ける工務店「ケーズスタイルホーム」です。

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家を建てる、一軒家を建てることを考え出すと、殆どの方が太陽光発電を視野に入れて考えると思います。
当社に来られる多くのお客様も太陽光設備を採用されています。
そこで気になるのが「実際太陽光って設置費用に対して元は取れるの⁉」というところではないでしょうか。
で、現時点(2024年時点)での新築住宅の太陽光発電設置のメリットとデメリットを少し説明いたします。

太陽光発電といえば、売電価格が年々下がっているということもあり、設置するメリットがなくなっているのでは?とよく聞かれます。
私自身が家を建てた20年以上前には太陽光発電のシステムも非常に高額でしたが、実は売電収入も多かったんです(^^♪

単純に売電の価格だけ見ると安くなっているのでメリットは薄くなったように感じますが、発電システム機器の価格が下がり、性能も上がっていることを考えると、
実はコストパフォーマンスとしては大きく変わりはありません。

ちなみに、
経済産業省 資源エネルギー庁の再生可能エネルギーのホームページ(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kakaku.html)を見ると、
売電価格は、2024年は16円(10kW未満)でした。
これ2012年は42円だったんです。
半額以下に下がってますよね(´;ω;`)

一方、新築の設置費用の相場は、
経済産業省のデータでは、2024年度の太陽光発電システムの設置費用は1kWあたり26.7万円/KW となってます。
もちろん、メーカーや工事内容によって金額が変わってきますが、2024年度の住宅用太陽光発電システムの導入において、おおまかな設置費用相場は80万〜133万円ぐらいでしょうか。
これ2012年は平均46.5万円/kWだったそうです。
つまり設置費用も半額程度に下がってますね。

以上より、実は昔と比べコストパフォーマンスは大差ないといえます。

それではまず太陽光発電のメリットといえば、

①自家消費の電気代が安くなる!
特に今は、売電額よりも電力会社から買う電力の額の方が高いので、晴れた日中、自家消費を太陽光で賄うことが1番の電気代削減となりメリットとなります。
私の自宅もそうですが、たくさん太陽光で発電してくれれば昼間に(高い)電気を買うということが減ります!

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②売電収入が得られる!
そもそも太陽光発電は、蓄電池を設置しない限り昼間に発電した電気を貯めておくことができません。
ですので、日中に発電した電気が自家消費し切れない場合、その「余り」を電力会社に売ることができます!

日中の消費電力によってこの余りがどれだけ出るかはそれぞれですが、日中家にはあまり誰もいなくて電気使わないという家庭であれば、結構な売電収入になります。
売電によって家計に大きく利益をもたらすことは難しいですが、ちょっとした副収入程度にはなりますし、何より発電した電気が無駄になりません。


③停電時、太陽光発電があると役に立ちます。
機器によって違いわありますが、地震等で電気が止まっても、緊急時に最小限の電力でライフラインを維持することができる機能が付いています。

冷蔵庫を維持したり、スマホを充電したり、もちろんいつも通り電気を使ってしまうと足りなくなってしまいますが、節電しながら過ごす分には充分に利用できます。

こんなところでしょうか?


次に太陽光発電のデメリット

①発電量が天候や季節によって左右される

太陽光発電は日光によって発電されるので、雨天や冬期には発電量が減ってしまいます。
また、日照時間や日射量にも左右されます。
これは当たり前といえば当たり前の話ですが、春~夏は発電量が多く、秋~冬は発電量が少なくなる傾向にあります。
でも、我々の四国は全国でもトップクラスに日照時間が多いので、日本のほかの地域よりは発電量は多いと思います。

②初期コストがかかる

昔よりコストが低くなったとはいえ、平均して約80万〜133万円ほどの初期コストが掛かります。
トータルでの経済的なメリットが上回ることが多いですが、〇〇〇万円と聞くとやっぱり高価な買い物ですよね。。。
新築時には初期コストを含めた資金計画をすることが大切です。

ただ初期費用に関しては、補助金等を活用すれば軽減することも可能です。

西条市では、補助金を出してますが今年度の受付は終了してます。
詳しくはコチラ →令和6年度新エネルギー等関連設備導入促進事業補助金のお知らせ

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以上、簡単にメリット・デメリットを説明いたしました。
また、当社の個別相談会ではもっと詳しくお話をさせていただいております。
お気軽に個別相談会にお申し込みくださいネ・

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